病気 呼吸不全の原因について

■呼吸不全の原因
①肺胞低換気
肺胞換気量(実際にガス交換に役立っている換気量)が減少する。
②換気血流比の不均衡
換気血流比
肺胞の換気や血流の状態は部位によって異なり、けっして均等ではない。この割合を表すのに換気血流比を用いる。換気血流比の立位時の分布は正常においても肺尖部の33から肺底部の0.63まで大きな差がある。病的な場合では局所の気道抵抗の増大や弾性の差によりこの不均等はさらに著しい。
換気と血流が肺全体で均等であるとした場合の換気血流比の理論値は0.8であり、この状態を適合している状態と考える。
この値が、大きくなる→換気が無駄に使われ効率が低下する。(死腔効果)
     小さくなる→血液が十分に動脈血化されなくなる。(短絡効果)
このような局所の適合不良が広範囲におきるとガス交換が障害される。
③シャントの増大
シャント:ガス交換にあずからない血流をいい、無気肺、拡散障害、換気血流比の不均衡がシャントの成因である。
      シャント率= 肺毛細管血酸素含量-動脈血酸素含量  
              肺毛細管血酸素含量-混合静脈血酸素含量  
正常値3~5、異常値>20%
混合静脈血の一部が肺で酸素化を受けずに肺静脈に短絡するために低酸素血症を来たす。高濃度酸素投与によっても低酸素血症は改善されにくいのが特徴。高CO2血症を伴わない事が多い。 
④拡散障害
肺胞隔壁の肥厚により肺の拡散距離の増加のため、とりわけ酸素の拡散が障害される。
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